2024.9.20 家族の自慢をさせてください

2年ほど前に亡くなった父は近代史の研究をしていました。
「いい仕事をしていた」と何人にも言っていただきますし、本も出版されています。
でも、最後の仕事は約10年前。一緒に仕事をした方も、その頃を知ってくださる方も現役引退です。
先日、今までご縁がなかった出版社の方から突然、当院にお電話がありました。
父の本を文庫化するために著作権継承者を探していたそうです。
ありがたいお話ですので、喜んでお受けしました。
どうして私がわかったのか不思議に思ってお尋ねしました。
訃報記事から喪主の名前を知り、検索して当院のホームページを見つけた。
出身地が同じだったので、そうかなと考えて電話してみたとのことでした。
インターネットってすごい!そして父はやはりすごかったのか?(なぜか疑問形)
『軍律法廷ー戦時下の知られざる「裁判」ー』が来春、28年ぶりに刊行予定です。